こんにちは。管理人のキノです。
「自分の好きなものが全然分からない」
「子育てが落ち着いた時、自分が空っぽになってそうで不安」
「やりたいことが何もない」
そんな風に思ったこと、ありませんか？
実は先日、友人たちと会った時にそういう話になりました。
毎日忙しく過ごしていると、好きだったものの存在から少しずつ遠ざかってしまって、気付いた時には何が好きだったのかが分からなくなる。
意外とそんな悩みを抱えている大人は多いのかもしれません。
私も仕事を辞めて時間が出来た時、自分が何が好きで、これから何がしたいのか、全然分かりませんでした。
「これから先何十年も生きるのに、好きなものもやりたいことも分からないのはもったいない！」
そう思い、少しずつ自分の好きなもの、やりたいことを再発見していきました。
今回は、私が自分の『好き』を見つけ直した方法をご紹介します。
この記事が、好きなこと、やりたいことを見失ってしまった人の役に少しでも立てたら嬉しいです。
好きを見つける方法
「自分が何が好きなのか全然思い浮かばない！」
そんな状態だった私が、自分の好きを見つけるためにがやった４つのことをご紹介します。
好きを見つけるために私がやったこと
最初は「私の好きなことって何？」と頭の中で考えていたのですが、それだと「〇〇？いや、でも…」と堂々巡りに。
それどころか、『好きなこと＝得意なこと』だと思ってしまい、「人に誇れるほど得意なことなんてない…」と自分のマイナス面ばかり意識して落ち込んでしまう始末でした。
そこで、私はお気に入りのノートを１冊買って、思ったことを書くことに。
『YouTubeで観た〇〇が素敵だった。やってみたい』とか。
『××と言われて落ち込んだ』とか。
印象に残った本の言葉をノートに書き出して、どう思うのか書いてみたりとか。
些細なことでいいから、日々心が動いたこと記録していく。
そうすると、どういう物事に対して自分の心が動くのかが分かってきます。
どんなことを素敵だと思うのか。
どんなことにストレスを感じるのか。
ちょっとずつ自分の心の動きを記録していくことで、私は自分が好きなものの傾向が見えるようになりました。
管理人キノ『どんな風にノートに書けばいいの？』と思っている人は、Emiさんの「続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート」を読んでみてください。
おすすめのノートの選び方や書き方、ジャーナリングを続けるコツなどが書かれてあって、ノート作りの参考になります。
私も『こうすればよかった！』と真似したいところがたくさんあって、ジャーナリングを始める前に読みたかったです。
ポチップ
ノートに書くことで少しずつ自分の好きが分かってきたので、次は『やりたいことリスト100』ならぬ『好きなものリスト100』を書き出してみることに。
でも、最初は数個しか書けませんでした。
（好きなものが分からずに悩んでいるのに、そう簡単に書けるわけがありませんよね。笑）
管理人キノ私がすぐに書けたのは【本】【映画】【紅茶】【パン】【ジブリ】【散歩】など。
そのため、「これを好きだと言っていいのだろうか…」と思ってしまうような、「ちょっと好き」程度のものもどんどんリストに加えていきました。
それでも100個は書けなかったので、次は過去の自分が好きだったものを思い出し、今も好きだと思えたものもリストに加えていきました。
管理人キノ過去を振り返ることで『好きだった』と私が思い出したのは【映画館】【図書館】【水辺でボーっとすること】【語学学習】【木の香り】などです。
一気に100個書くのは難しいですが、「これ好きだ」と思った時に１つずつリストに足していくと、意外と100個書き出すことができます。
私は好きなものを100個書き出したことで、昔から好きなもの、今の私が好きなもの、最近新しく好きになったものに気付けました。
また、「これでけ好きなものがあるから大丈夫！」と自己肯定感が増したような気がします。
次にしたのは、いわゆるバゲットリストの作成です。
「好きなものが知りたいのに、バゲットリスト？」と思われたかもしれません。
でも「あと〇年しか生きられないとしたら？」と考えると、やっておきたいことが出ててきませんか？
ある自己啓発本に触発されて『死ぬまでにしたいこと』を考えていた時に「これって心の中で憧れていることや、本当はやってみたいこと、人生に求めているものなのでは？」と思ったことが、「死ぬまでにしたいことを100個書き出す」きっかけでした。
ここでポイントなのは、やるべきことではなく、心が望むものを書くこと。
管理人キノ私がすぐに書けたのは…
・ハワイに行きたい
・高級ホテルでモーニングを食べたい
・ジブリパークで散財したい
・ハイジのチーズパンを食べてみたい
・部屋のカーテンレールを変えたい
・死ぬときに「これをやりました」というものを残したい
本当に些細なものばかりで、「死ぬ前じゃなくて今やれば？」と自分で突っ込みたくなるほどでした。笑
漠然と「何が好き？」「何がしたい？」と考えるとよく分からなくても、死という期限を意識すると、心の中に眠っている気持ちが出てきやすくなります。
残りの人生でやってみたいことを考えることで、自分の憧れていることが分かってきました。
管理人キノバゲットリストを作ってから、まずは１番簡単に実行できそうな部屋のカーテンレールの新調をやってみることに。
部屋にマッチしていないカーテンレールが地味にストレスだったのですが、好きなカーテンレールにしたことで部屋が居心地のいい場所になり、自宅が好きなものリストに加わる結果になりました。
新しい好きを増やしたくて、憧れの人の『好き』から「いいな」と思うことをピックアップして、自分のできる範囲で真似してみました。
管理人キノヤンソンさんの誘惑というスウェーデン料理を作ってみたり、ハード系のパンにバターをたっぷり塗って食べてみたり。
やってみて気付いたのは、私は日常の中でちょっと贅沢をすることが好きだということ。
憧れの人の真似をすることで、自分一人では出会えなかった「好き」に出会えました。
その上、憧れの人の真似をすることでその人に少し近づけた気分になれて、自己肯定感も上がりました。
管理人キノ私は憧れの人を探すところからスタート。
エッセイを読んで女優の杏さんを好きになり、Voicyを聴いてOURHOMEのEmiさんを好きになり、YouTubeを見て暮らしのvlogを発信しているtanukoさんやさわこさんを好きになり…といろんな媒体を通じて憧れの人を発見していきました。
Voicy
OURHOME 暮らす働く”ちょうどいい”ラジオ https://voicy.jp/channel/2647
YouTube
猫と北欧暮らし tanuko https://www.youtube.com/@tanuko.
さわ フランス暮らし – Sawa France https://www.youtube.com/@sawakofrance
好きを見つける手助けをしてくれた本・動画
『こんな風になりたい』
『こんな生活素敵だな』
自分が抱く『こんな』って何だろう？と考えることも、好きを見つける第一歩になると思います。
他の人の好きなものを知ることで、「私もこれ好き！」と思ったり。
「私はあんまり好きじゃないな」と感じたり。
いろんな人のいろんな好きを通じて、自分の好きのヒントをもらうことができます。
ここでは、私が自分の好きを見つける時に手助けしてもらった本や動画をご紹介します。
みなさんの好きを発見する参考になれば嬉しいです。
好きを見つけるヒントをくれた本
管理人キノ適当なものを食べて、適当な服を着て、適当に選んだ物で溢れた部屋で過ごす。そんな毎日を過ごす中で、自分の好きなものが分からなくなってしまった。そんな人におすすめの１冊です。
「これでいいや」「実は好きじゃない」で済ませない。
何が自分の心を満たすのか、何が自分にとっての幸せな生活なのかを考えさせられる本です。
『「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる』山崎まどか
ポチップ
管理人キノ著者の山崎まどかさんが自身の好きなものを100個挙げて、なぜそれが好きなのかを書いている本です。
山崎さんの好きなものがたくさん出てくるので、その中にあなたが「好き」だと感じるものもあるかもしれません。
自分の好きなものを再発見したい人におすすめの本です。
管理人キノタイトルの通り、30代を楽しむ方法が紹介されている本です。
楽しいことは若者の特権のように考えてしまいがちですが、私はこの本を読んで大人だから楽しめることもあるんだと気付かされました。
「もういい歳だし…」と年齢を理由に、楽しむことや好きになることを諦めている人におすすめの１冊です。
いろんな好きを教えてくれる動画
杏/anne TOKYO